我が家は朝日新聞を取っている。実家も朝日だった。
慣れというものは怖い?もので、ほかの新聞は微妙に読み辛いから不思議だ・・。
大学時代の独り暮らしの頃以外は、ずっと朝日を読んでいる。
その朝日の今日の朝刊1面に「東電 原価6000億円 過大」という見出しが躍っていた。
政府の「東電に関する経営財務調査委員会」の調査結果だそうだ。
記事によると、「自由化されていない家庭用電気料金は電力会社が、年間にかかる人件費・燃料費・修繕費などの原価を見積もり一定の利益を上乗せして決める。」のだそうだ。
別に調べてみたらこれは「総括原価方式」といって、それこそ電力会社にとっては薔薇色のようにも思える方法でコストと利益を含ませているような感じがする。
調査結果はその大きな原因を、原価の中で「修繕費を1割ほど過大評価したため」と、書いてある。
突っ込みどころ満載ではないのか?
口だけ「政府」のどんな誰がやってるかわかんない委員会ですら修繕費だけで最低1割も過大に算定していた!と、指摘しないわけにはいかなかった、としか読めない。
また先日、東電が来年の電気料金を15%値上げしたいといっている。というニュースも流れていた。
これは、原発被害に関する補償額の東電負担を2兆円として、10年間で負担するためと言っていた。
東電は1年間に電力料金収入が4兆5000億円ほど(2009年度)だそうだから、その15%は電卓で6750億円と簡単に計算できる。
2兆円を10年間で割ると2000億円である。
ここも突っ込みどころ満載・・。
また、今月やっと始まった東電による「補償請求」の手続きでも分厚い書類とマニュアルで。。とか・・
なんとも、他人事・顧問弁護士集団のお知恵の結集みたいな対応は、大震災直後に playforjapan のサイトが立ち上がり日本中が、また世界からも多くの祈りと想いと行動が示されたことの対極に位置し続けているような気がする。
何とも悲しいことだけれど・・・
「待てよ???、東電が過大評価してるんだったら・・当然・・X◎電力も?やってるんだろうなぁ」と、思える、いや確信してしまう(笑)自分を褒めてやりたい気分だ!
誰か~、そのうち全電力会社でおんなじ調査を「公正な民間人か会社」入れてやってみてほしいと切に願っている。
ところで毎日更新の浜名湖フォークジャンボリー(HFJ)のブログの初日アーカイブスに、今日みなみ風が紹介された。
初日29組目 「pray for~祈り~」みなみ風嬉しい記事だ。
素敵な文章だ。
HFJをこよなく愛している事が毎回伝わってくる文章なんだけれど、そのための最低必要条件がそこに集う、またHFJに想いを寄せる「人々」によって成立していること、を感じさせる。
でもみなみ風の紹介は、初めて見た「我が子」の様に、少し他より可愛く、かっこよく見えてしまう(笑)
僕らは精一杯あの日あの時に気持ちを込めた・・。
その滓がきっと「みなみ風」を、また優しく強くしてくれる。
さっき、この前アップしたHFJの「play for -祈り-」に歌詞をつけてみた。
これも少しだけ可愛くかっこよくなった。。
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