今日は午後から『第43回はたらく女性の愛知県集会』に行ってきました。
お目当ては、オープニングの坊さんバンド「G・ぷんだりーか」と、フォトジャーナリスト森住卓さんの「世界の核汚染と福島」の講演。
お坊さんのバンドはうわさは聞いたことがあるような気がしていましたが、一体お坊さんがどんな音楽を演奏するのだろうと、興味津々で行きました。
イオンの駐車場が恐ろしく混んでいて、一番上の屋上までいってようやく駐車できましたが、おかげでオープニングに数分遅れ、会場に着いたときには軽快な音楽が聞こえてきました。
中に入ると、袈裟を着たお坊様３人が、ギター・エレキ・バンジョーで軽快なサウンドを歌っているではありませんか！！ 「しまった、カメラ忘れた！！」と、携帯電話で写真を撮り、動画を撮りました。
サウンドも軽快で心地いいし、ボーカルの声がはりがあるとってもいい声。最年長のお坊様は見たことのない形の楽器を弾いている・・・「あれはギター？でも中にバンジョーがある！？やっぱりバンジョー？」
最初の歌は『お寺へ行こう』という歌で、何だか聴いているとお寺に行ってみたくなるような歌。
次の歌をワクワクしながら待っていたら、事務局の人が時間が無いからカットしてくれと言ったらしく、２曲目が最後の歌になってしまってとっても残念（涙・・・）。
「２曲目に歌うはずだった曲は、CDに入っているからぜひ買ってください！」と、お坊様なのになかなかの商売上手！！
ということで２曲目にして最後の歌は、『念仏ブギ』と、タイトルを聞いただけでも楽しそう！
「♪な～むあみだぶ なむあみだぶつ・・・・」を繰り返して、会場も一緒に歌う・・・う～ん、なかなか会場を巻き込むのもうまい！！
「もっと他の曲も聴きたかったな～。」と思いながらロビーに行ってお話しして、みなみ風の名刺と坊さんバンドG・ぷんだりーかの名刺を交換しました。
持っていた酒蔵ライブのチラシをお渡しして、お坊さんを酒蔵に誘ってはいけないかしら・・・？と思ったら、お酒は大好き！らしい。 いろいろ出演したいようで「ぜひ、次回誘ってください！」と言われました。
お坊様とジョイントコンサートができるなんて、なかなかできることじゃあないし、酒蔵で袈裟を着たお坊様がロックを演奏するというのもなかなかおつなものではなかろうか・・・？
CDを買って、帰りの車に乗ると、イオンの駐車場は大混雑で、屋上駐車場から１階の出口まで出るのに１時間もかかってしまった！！でも、買ったばかりのG・ぷんだりーかのアルバム『ほとけの願い』を聴いていたおかげで、そんなに苦にならずに待つことができました。本当に良い音楽に出会えるって幸せなこと！！
うちに着くまでにアルバムを２回繰り返して聴いたら、ほとんどの曲を口ずさめるようになりました。
とってもノリが良くて覚えやすい歌ばかり。でもちゃんと歌詞の中には仏の教えが入っているので、心が洗われたような気分になります。仏教用語は難しくて意味がわからないけれど、なんとなくわかったような気分にもなります。まぁ、とにかく１度聴いてみてください。
ホームページを開けば、焼肉や揚げ物、ビールが好きなお坊さんの楽しいプロフィールや、活動紹介、動画などが見れます。東北支援のコンサートをやったり、福島に行って歌ったり、いろんな活動をしているようです。
今後は仏の教えを広げるために、出張活動もどんどんしていきたいそうです。
今回は３人編成でしたが、ドラム、ベース、キーボードも入ったフルバンドの演奏を聴いてみたいな～！！
坊さんバンド Ｇぷんだりーか ホームページフォトジャーナリストの森住卓（もりずみたかし）さんの映像を見ながらの旧ソ連・セミパラチンクス村での核実験による被害や、アメリカによるマーシャル諸島での核実験による島民の生体実験の事実など、人の命をないがしろにする核実験に怒りを感じました。
３・１１の翌日には福島に現地入りして放射線量を測定しながら現地の写真を撮ってきた日本ビジュアル・ジャーナリスト協会（JVJA)の写真の中で、最も辛かったのは、福島飯館村の酪農家が牛を泣きながら手放す場面と、自殺した酪農家が壁に書いた家族への殴り書きの言葉の数々でした。
「原発さえなければ」と殴り書きして命をたった酪農家の思いを、生きている私達が引き継がなければ・・・。
JVJA写真集『３・１１メルトダウン』ー大津波と核汚染の現場からーも買ってきたので、今夜ゆっくり読もうと思います。
CDと写真集で出費はかさみましたが、とっても充実した午後でした。
いろんな所に足を運ぶと、今まで知らなかったことに出会えて、思わぬ収穫があるのが嬉しいものです。
さぁ、今度の土曜日は豪華なゲスト満載の酒蔵ライブがとっても楽しみです！！お時間がある方、ぜひぜひ聴きに来てくださいね！！
みなみ風 ｗiｗi
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