・・(前編よりのつづき)・・・・
いつもは僕にしてもWaniさんにしてもLiveだろうが宴会だろうが、酒のある場では基本的に制限せずに(笑)気まま勝手に飲むのだけれど、今回はちゃんと酒のフィルターがかからない様に喉を潤す程度に留めに留め!!て、いよいよトリのSHIMAさん登場である。
考えてみるとトリで聴くのは初めてだなぁ。
ステージでの出で立ちはまるで70年代後半のロックンロール野郎?(ごめんなさいっ!)はたまた、ハーレー乗り風(笑)
やっぱサングラスが怖いんだよぉ~・・・。
しかし、僕はサングラスを取った少しかわいい顔を知っているのであまり怖くはない(爆)
さぁ・・唄って聞かせてよ!こっちは準備オッケーだぜぃ!
という感じで、SHIMAさんの歌を少し知ってる僕らはワクワクと待っている。
そして・・始まった
1曲目:しがないシンガー僕はこの歌大好き!メロディーがいいし、乗せてある歌詞もごく自然に入ってくる。
「し~がぁ~なぁいぃ~シンガぁ~・・」とシャウトしてガツンとギターをかき鳴らすかき鳴らす!
しかし!お・音・・で・でかい(笑)
でも、全く不快ではない。というより、さぁ、もっとだぜ!って感じ。
瞬間血流量が少し上がり、呼吸数が減る・・始まった・・!
っていうか、短いこの曲!あっという間に終わっちゃった!!
息つく間もないテンポのいい自己紹介ソングってとこだろう。
と思ったら、続けざまに2曲目に突入!!
2曲目:今だこの曲は入りのギターのリズムが印象的で、かっこいい。
ジャッ!ジャッ!ジャッ!ジャジャ!ジャジャジャジャ~って感じ!
早口の歌詞はギターの中域と被るのか少し聞き取れないが、うたの主眼は伝わってくる。
熱い暑いあつい歌いっぷりである。
そうだな!今だな!!これからだな!!って気にさせてくれるよ。全く。
この曲サビ前のBメロっていうんだろうか、そこがカッコイイ!好きだな!これも!
そして、MC無しで3曲目に突入!
3曲目:わかってんだろう多分新曲じゃないかな??
だって、原発や社会への風刺・意思が垣間見えるし・・。
今のご時世への唄だ!
うん、わかるよ。
相当に踏み込んでいる!内容だ。
僕も原発なくなってほしいし、放射能汚染はきっとみんな気づいているんだろうけどウソにまみれていそうだ!
プロの唄い手には絶対?唄えない内容かもなぁ。。とか思いつつ、見事にレッドゾーン入りっぱなしで唄い切った。
最後の「わかってんだろーぉぉぉぉ」という叫びと続くストロークは強烈だった。
弦が切れないのが不思議だ。奇跡だ。
怒涛の3曲連続の後、MC。
聞くと「息を整えるため・・」だそうな(笑)そりゃ、このパワーでやると息切れする!絶対する!!
「息整わないから、唄いながら整えます!」と4曲目に・・
マイナーのアルペジオの前奏・・
そう今回のLiveタイトル名と同名の曲!
4曲目:喜怒哀楽弾き始めてすぐにストップ!した?!
「サングラスが曇った・・」のだそうだ。
ラーメン食べる時と、寒いとこから急に暖かいとこに入った時以外メガネの曇る経験を知らない僕としては、シマサンの顔が摂氏50度くらいまで上がってんじゃないかと想定してみた(笑)
マイナーらしい緊張感のある静けさの中での熱唱なんだけど、シマさん、弦を引っ張って弾く音が丁度つらい音域で頭に入ってきちゃう。その音大きいし・・。ここのPAさんその辺りの音域すごい上手に出してるので僕には少し強烈すぎ。もう少しでめまいに変わりそうです。
しかし、この歌はきっとシマさんの唄う姿勢そのものなんだろうなぁ。とか、クラクラしながら聞いている。
酔っぱらってるか?僕??
5曲目:All RIGHTこの唄も初めてのような気がする??
激しいストロークに乗せてぶつけるように唄うスタイル(僕の今まで見てきた?シマさんのスタイル)に戻ったけど、3曲目までと少し感じが違う。。
息切れか?歌詞をチラ見しながら?みたいな(ごめんなさい)
少し収まりの悪い演奏に感じちゃう。これまでの演奏がまとまっているためそう思うだけで、バラけているわけでも間違っているわけでもなく、巻き込んで連れ去っちゃうようなシマさんの感じが抑え気味に感じられる。
新境地か??
6曲目:ギター一本俺独りそして僕のもっともお気に入りの1つでもあるこの唄!
この唄、出張とか、一人で歩いてるときとか、思わず自分の人生の応援用行進曲みたいな感じでメロディが浮かんで後ろから押してもらっているような気分になることがある(人の唄なのにね・・笑)
6曲目だからか?リフの部分はもう上の方が出なくなってる。
そのくらいの熱唱である。
僕なら迷わず半音下げているところであるが、「漢」シマさんはそんな事には頓着しない!塊として音と想いを全力でぶつけてくる。
もう最近はこういうシンガーは絶滅寸前、地方のもしくはコアなファンに支えられたライブハウスで時々出会えるかどうかになってしまった。

自分の思ったことをいうのはある意味簡単ではある、しかしそれを「うた」にしてちゃんと聞かせるのは少し違う。
シマさんの唄は鉞か鉈の様にある意味無関心を装ってしまっているようになる僕らのその仮面、心にグサッと振るわれる。
そして、顔を上げて胸を張って大股で歩ける世界へ引き戻そうと、鼓舞する。
歌詞1つ1つやメロディーも無理がなく良く練られた、(もしくは最初から閃いてしまっているかのようでもあるけれど)圧倒的なその「唄い手」としての存在感と想いが何より僕らを惹きつける様な気がする。
7曲目:ここに居てくれて「いつもライブの最後に唄っているこの唄・・」という紹介でラストの曲。
穏やかなメロディに感謝の言葉をちりばめたこの唄。
オルゴールにしてもいいくらいの素直で綺麗なメロディが、このごつい(ごめんなさい)シマさんから紡がれているのも面白い。良い締めの曲だ。
8:アンコール(ずっとウソだったんだぜ!)
そして、斉藤和義の一部で?超々有名なこの曲で締めくくりでした!
というわけで、初めてのUnionJack訪問は、これまた真面目にちゃんと森岡浩一とMAGA-STA-SHIMA両氏を聴きに(見に?)いく初めての機会だったけれど、とても楽しい夜となったわけです。
稲沢は思ったより近くて。
会場からの帰り道には、なぜか「電車が一緒」の森岡さんも同行(笑)
「ついでにどっか寄って(酔って;笑)いこうか?」と、飲み屋を探すも・・・。駅までの長い?間にはない・・。
駅前もほとんど閉まっている(文教都市でしょうかココは?)
一軒だけ閉まりかけのお店を発見して頼み込んで(オーダーストップしていたらしいが・・)終電に乗るから30分だけ!と、半ば強引にみんなで楽しい夜を振り返ったのでした(笑)
文中;写真はwiwi
※なお、曲名はそれぞれがそう言った気がするので書いてみましたが、間違いがあるかもしれません。その時は怒っても許してください。
<余談2編>
SHIMAさんの演奏中、Booは汗だくのSHIMAさんを見て、次の曲間にハンカチを貸してあげようと決意したら、その次の曲間でハンカチ出して拭いたのでホっとしたなどと演歌歌手ファン乗り・・
Waniは貰って帰ったCDを家でかけてみたところ、1曲目初っ端のギターの音で猫がタンスの裏に逃げてしまって出てこなくなった・・と。。森岡浩一 Web-SiteMAGA-STA-SHIMA Web-Site
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