AKIRA-MANIA AKIRAさんのWEB Site
あぱっち宮原のブログAKIRAさんのLiveのミソは一言でいうと「心のカンフル注射」みたいな感じだと思った。
曲間のMC(というかそれ一1つが重要なLiveでのポイントなんだろうと思うけれど)も聞き流すように聞けるけれどもすべてが経験則から学んだ?揺るがない何かに裏打ちされている話で、しかも楽しい!
AKIRA講演会という企画をやって時々唄うみたいな感じでも十二分に成立する話の巧みさがある。
結果、ライブ終了前のアンコール時に
「一緒に唄おうよ。さぁみんな立ち上がって前にどうぞ!」みたいな感じになった時、ごく自然にステージの上を含めAKIRAさんを囲む会みたいになってしまった(笑)
しかも、みんないい顔。

こっそりここだけ写真を携帯で撮らせてもらいました。ごめんなさいっ!
彼の歌声はちょっと独特な唄い方、倍音が上も下も十分にのっていて心地よい、特にサビの部分などでのシャウト気味の部分の声は官能的な響きが感じられる。
彼のうたを聴いて何となく心によみがえるのは、若い頃の母との情景であったり故郷の野山、海であったり。
今の自分を形作っている何か?にとって外せないものの塊や断片を呼び起こされる感じがある。
これはぜひ生で彼のLiveを聴いて欲しいと思う。
実は彼の著書を1冊事前に読ませてもらったのだが、あまりに波乱万丈な生き方に自らの生き方の選択肢をことごとく潰してきただろうという僕には少し距離のある内容だった。
多分若い頃に読んでいれば多分僕の人生は違ったものになったかもしれないという後悔感を呼び覚ましもする。
でもそんな僕でも大切にしてきた生き方は確固としてある。
うたと仲間を大切にするというようなことなのだが・・
(ちいせぇ・・)
その部分がAKIRAさんに大きく共鳴するような感じなのである。
言い換えると「心や魂」みたいなところが・・
今や僕は全く神など信じない輩となってしまっているが、きっと僕が幼い頃父や母から「全ての物には命が宿っていてそれぞれに神様がいるんだよ」って、いわゆる八百万神の話を聞いていたことにも通じるのかもしれないが、AKIRAさんはあらゆる物と事象すべてに渡っての、いわゆる神の(または神的に象徴された過去と現在と未来を貫いているようなもの?)の存在に人の在り方やなんやらを感じてるんだろうな。と思わせるし、それは素直に彼の曲の世界に彩られている。
決して誰もができる経験じゃない生き方をしてきた?AKIRAさんのニューロンとシナプスはきっと現代日本のほとんどの人々が及びもつかないことになっているはず(笑)
周りから見ると、一歩間違うと新興宗教家に変貌しそうな感じのするスピリチュアルなものへの造詣の深さや憧れ?を持っているのかもしれないという先入観が多少あったのだが、あまり嫌味を感じなかった。
それどころか彼のうたは優しさと信念にあふれている。
とてもいい唄い手。
まだAKIRAさんに出会ってない方は、是非彼の「本物」を体感してほしい。
歳いって頭ガチガチな僕みたいな人は彼の著作物などはそのあとにお読みになることを強くお勧めする(泣笑)
若い人達はぜひ一刻も早く(笑)彼のような生き方に触れてほしい。
もし近くにAKIRAさんが来たら今度はPA担当じゃなくって、落ち着いて彼の世界に触れてみたいと思える、心の恥ずかしい部分を含めて深いところを刺激するいいライブだった。
ライブ終りに2時間の予定がやっぱり3時間になってしまいました!(笑)とAKIRAさんが困ったように嬉しいようにお礼を言っていた姿がこのライブを締めるにふさわしい言葉だったなぁ。
あぁ!そうそう!
曲間で工事中の高圧線?の事故で生死をさまよいその後の人生が変わってしまったという佐藤さんのお話があった。
泣けた・・。
彼にも自分にもAKIRAさんにも。
続かない・・はず!
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