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Author:Minamikaze
みなみ風メンバーの徒然なるブログです。
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3.14設置

DATE: CATEGORY:wiwi
先日、掲示板の方でお知らせした、大須のアメ横第1ビルで行われていた福島の「被災ペット写真展」に行ってきました。
アメ横ビルにたどり着いても何の看板もポスターもなく、お店の人に聞いて奥のエレベーターで4Fに上がって行くと、小さな部屋を2つ使って福島の避難区域の動物の写真がたくさん展示されていました。

   DSC02234_convert_20121127233210被災ペット展⑦

人間に置き去りにされたかわいい犬や猫たち・・・。原発の被害者は人間だけではありません!!
家族同様のペットを置き去りにして逃げなければならなかった飼い主の人たちもどんなに辛かったでしょう。
「ペットを探してほしい!」という飼い主さんの依頼を受けて、放射能の被ばく覚悟で避難区域に入って動物を保護し、飼い主のもとに返したり、仮設住宅では飼えないペットをペットシェルターで保護したり、飼い主がいない犬や猫の里親を探したり・・・本当に頭の下がる活動をしている『動物救護隊にゃんだーガード』です。

     原発に近い浪江町の自宅に愛犬を置いてきた80代の男性の涙ながらの訴えにスタッフらが救出に向かった。するとジロは家族の帰りを待つかのように行儀よく自宅の前いた。ジロの無事を喜んだ男性は、ジロを迎えに行くと言った直後に亡くなってしまった。ジロはシェルターでスタッフに可愛がられて元気だ。 
    DSC02218_convert_20121127232058 被災ペット展①
    DSC02220_convert_20121127232215 <br><br><br>被災ペット展②   DSC02221_convert_20121127232453震災ペット展③
避難区域に置き去りにされたペットを救出するにゃんだーガードのユニホーム。動物を救出すると袖の星印が増える          

シェルターには犬150匹と猫400匹が保護されていて、施設の維持費やエサ代や医療費だけでもかなりのものなのに、保護されたのはごく一部でしかなくて、まだまだ4000匹の猫が避難区域にいると聞いて愕然としました。しかも、避難区域に入って行って、残された犬や猫たちに餌をやる活動も行っているのです。
特に猫は1年に2~3回子どもを産むのでどんどん増えていくから、捕獲して避妊・去勢もやっているとのこと。
でも増えるのに追いつかないような気がします・・・
      DSC02222_convert_20121127232554被災ペット展④

   

こんな尊い活動を私財を投げ打ってやっている人がいて、それに賛同してまた労力や資金を寄せる人がいて・・・すごいことだと思います。でも、国の原発推進政策の犠牲になった動物たちに、どうして国は何もしてくれないの・・・? 何もできないなら、せめて自主的に活動している人たちに、資金の援助くらいできないの・・? 
いつ終わるか、収束しない活動だからこそ、賛同者を増やしていくことはもちろんだけど、国や自治体も動いてほしいと思います。
      保護されたときは瀕死の重傷で、だれもが助からないと思った猫。(下の写真が保護された時) 
  スタッフの愛情を受けてこんなに元気になりました。 
     DSC02224_convert_20121127232820被災ペット展⑤
   
     DSC02226_convert_20121127233013⑥

     カラスに襲われていた子猫。後ろ足の1本はありません
     DSC02237_convert_20121127233546被災ペット展⑨

 人間の犠牲になった動物たちを救うのは人間の責務だと思います。
1人1人の力は小さくても、何か自分にもできることはあるはず。

被災ペット写真展が行われていることを人に知らせること、被災ペット写真展を見に行くこと、見に行ったことでわかったことを知らせること、動物救護隊にゃんだーガードの賛同者を増やすこと・・・。

「1か月に3トン半の猫フードが圏内の子たちには必要」
「1日100円、月に3000円の寄付で猫1匹がひと月幸せに暮らせます」

   寄付はこちらまで  
  ゆうちょ銀行 二一八支店 普通口座 3533562 にゃんだーガード 記号12130

   動物救護隊 社団法人にゃんだーガード http://nyanderguard.org/
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